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彼女は七海に幸せになってほしい 【呪術廻戦 七海 R18】

第7章 番外編 七海は彼女との時間を邪魔されたくない


夕方、鍵が開く音と共に七海が帰宅した。
寝室のドアが静かに開くと、そこには彼のベッドで丸くなって眠るの姿があった。
七海は足音を殺して近づき、彼女の首元で鈍く光るネックレスを認めると、満足げに口元を綻ばせた。



「……起きましたか」



気配に気づいたが身を起こすと、七海はそのまま彼女を大きな腕で包み込んだ。
昨夜のような暴力的なまでの荒々しさはなく、今はただ、愛おしさを噛みしめるような深い抱擁。


「建人さん……おかえりなさい」


「ええ、ただいま。……いい子にしていましたね。体調はどうですか?」


「……腰以外は、大丈夫です。ネックレス、ありがとう」


が首筋の宝石を指でなぞると、七海の瞳に再び昨夜の残滓のような熱が宿った。
彼は彼女の項に顔を埋め、深くその香りを吸い込む。


「昨夜、あんなにひどいことをしたのに……。貴方がそれを着けて私を待っている。……それだけで、胸が熱くなる」


本当は今すぐにでも、そのネックレスの下に広がる肌を再び白濁で汚し、自分のものだと叫びたい。
だが、昨日だいぶ無茶をさせた自覚はある。
七海は一度深く呼吸をし、理性で己を律した。


「……今日は、このまま抱きしめて眠りましょう。昨日あれだけ抱き潰したばかりですから。………ですが」


七海は彼女の耳元に唇を寄せ、逃げ場を塞ぐように低い声で囁いた。


「……元通り動けるようになったら、その時はまた覚悟しておきなさい。……次も激しく、貴方のすべてを奪い尽くしますから」


「……っ、ん、もう……!」


顔を真っ赤にして彼の手の中に隠れるを、七海は慈しむように強く抱きしめた。



そのナカで、新しい命が既に芽生えていることなど、今はまだ夢にも思わない二人の、甘く静かなホワイトデーの夜は更けていったのだったーー。

























*この後、本編の妊娠発覚につながります。

happy white day♡編 終わり


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