彼女は七海に幸せになってほしい 【呪術廻戦 七海 R18】
第7章 番外編 七海は彼女との時間を邪魔されたくない
「ねえ、七海。聞こえる? のこと、どう思ってるの? いつもみたいに格好つけないで、本音を言いなよ」
「……どう、思って……? ……煩わしい……。……あまりにも、愛おしすぎて、仕事が手につかない。……あの人を、一秒でも早く私の腕の中に閉じ込めて、………鳴せて、………私の名前以外、何も言えないようにしたい……」
「わお。結構重いねぇ。……で、バレンタインの夜、どうしたんだっけ? 」
家入は面白そうにレンズを向けたまま、誘導尋問を続ける。
酔い潰れた七海は、普段の理性が嘘のように、淀みなく「暴露」を始めた。
「……バレンタインは……さんの、ナカに…いただいた酒入りのチョコを押し込んで、溶け出すのを一滴残さず舐め回しました……彼女の蜜と混ざり、最高に、美味でした……」
「わお、具体的。……結構エグい事してんのね。で? 邪魔が入ったホワイトデーのお仕置きはどうすんの?」
家入が面白がって促すと、七海は地を這うような低い声で、断定するように言い放った。
「……縛り上げて逃げられないようにして、私の全てを注ぎ込む。……孕むまで、何度も、ナカに。……。……出し続けて、私のモノだと刻み込んでやる……」
家入は思わずカメラを止めて、深くため息をついた。
画面の中の七海は、もはや「紳士」の仮面など粉々に砕け散り、ただ一人の女を自分の種で塗りつぶしたいという本能を剥き出しにしていた。
「……これ、に見せたら死ぬね、あの子」
家入は、酔い潰れて動かない七海の背中を眺めながら、最高に愉悦に満ちた一杯を飲み干した。