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彼女は七海に幸せになってほしい 【呪術廻戦 七海 R18】

第2章 彼女は七海に幸せになってほしい


カーテンの隙間から差し込む朝陽が、ホテルの白いシーツを眩しく照らしていた。
七海が目を覚ますと、すぐ隣には、昨夜の激しい情事の痕を全身に刻んだがいた。

驚いたことに、彼は最後の一撃を放ったあと、彼女を繋ぎ止めるように自身をナカに沈め、抱き締めたまま眠りについていた。


「……っ」


薬の熱は完全に引き、代わりに冷や汗が出るほどの理性が戻ってくる。
数年ぶりの再会、そして「同僚」として歩むと誓ったはずが、この有様だ。
薬の影響があっただろうとはいえ、彼女のナカを自分の種で溢れさせ、朝まで獣のように貪り尽くした事実は消えない。


「私は……また、最低なことを……」


後悔の念が胸を突き、そっと彼女から離れようとした時だった。


「……ん、……ななみ、さん……」


が微睡みの中で、幸せそうに微笑んで七海の腕に擦り寄ってきた。
その肌には彼が執着のままに付けた紅い痕が点々と残り、シーツからは甘く濃密な夜の残り香が立ち上る。

七海は、離れようとした自分を恥じた。
昨夜、ナカを突き上げながら何度も「好きだ」と叫んだのは、薬が見せた幻覚ではなく、間違いなく彼自身の本音だったからだ。 


「……起きましたか、さん」

「……おはようございます、……ななみ、さん……あっ、まだ、繋がったまま……」


が恥ずかしそうに、けれど愛おしそうに彼を見上げる。
七海は彼女の頬を優しく撫で、昨夜の荒々しさとは正反対の、慈しみに満ちた声で囁いた。


「……すみません、酷いことをしました。……腰や、身体、痛むでしょう」

「痛いけど、……でも、嬉しかったです。七海さんの本音、たくさん聞けたから」



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