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咫尺天涯 ―遠い恋―【保科宗四郎】

第4章 過ぐる追憶の反芻


ホテルでお風呂に入り、部屋に戻ると、同じバスローブ姿の宗四郎に押し倒される。ベッドのスプリングがギシッと音を立てた。

ただ真っ直ぐに上の宗四郎を見つめる。だが、頬は熱かった。バスローブの結び目を、誘惑するような視線と手つきで解き、合わせを開く。

胸を揉みながら口付け、舌を絡ませて突起を弾いた。粘着質な水音が響く中、硬く勃った突起を爪で引っ掻かれ、鼻にかかった艶かな吐息を漏らす。

「乃愛……好きや」

「え…?」

熱の籠った瞳が伏せられ、離れた唇が耳を淡く刺激する。今、"好き"って……やっと私だけを見てくれるのだろうか。

「っ、ん……私も、好き…お願い、私だけを……んっ」

"私だけを見て"、その言葉は宗四郎の奥に飲み込まれた。耳を刺激していた唇がまた、私のそれと重なる。

ゆっくり唇が落ちていき、胸の突起を舐めてはすぐにまた下りていく。足を開かせた彼は、辿り着いた茂みに口元を埋め、陰核を舐めながら指で膣壁を押し退けた。

僅かな愛撫で濡れたソコを軽く解し、硬くなった自身で杭を刺す。早々と済ませる癖は、そう簡単には抜けないらしい。それでも、受け入れる準備をされたソコは、悦んで宗四郎を受け入れた。

「あっ、ああぁあっ……や、まって…んぅ、ああっ!」

激しい抽挿は私を追い込み、淫らな声を惹き出した。何度目かの絶頂を迎えるその時、一気に引き抜かれた欲から熱い欲の液が吐き出される。お腹にかかるソレを感じながら、ピクピクと応えた。

擦られたナカが余韻を残すように、熱を発する。ふたつの乱れた呼吸音が響いて、焼かれた脳を少しずつ冷ましていった。

もう一度、あなたからの"好き"が聞きたい。
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