第3章 触れた逆鱗
どのくらいかすると、お風呂から上がってきた副隊長が部屋に入ってくる。スプリングを軋ませて、真っ直ぐ私の目の前に来た。上半身は裸で、お風呂で温まった肌から、こちらまで熱が伝わってくる。
膝を抱えた手首を掴まれて退けられると膝を押されて、身体が少し後ろに傾く。膝の間に身体を滑り込ませて、私に覆い被さった。
副隊長の目はいつもの細目ではなく、赤紫で真っ直ぐ私を射抜く。胸が苦しくて熱くて…弾け飛びそう。こんなにドキドキしてるのは、初めての時以来かもしれない。
「乃愛、緊張しとる?珍しいやん。……かわえ」
額にキスをされて、肩が跳ねる。クスッと笑って頬に手を添え、耳の下に口付けられた。比べる必要もないくらい、副隊長に乱される。
「酔っとる?感度やばない?」
ほろ酔いだからこんなに変になってるのかな…わからない……早く、快感が欲しい。震える唇から息が漏れた。
「ぁ……副隊長…焦らないで……」
「ふふ、"宗四郎"やないん?……焦らした方が可愛ええ反応するん、知ってもうたし…」
腰を撫でた指が裾にかかる。ゆっくり肌を撫でながら脱がしていく。晒された胸は中心をピンッと勃てていた。