第2章 鏡の花、水面の月
「酔ってへんよな?ほんまにええん?」
「はい」
「宗四郎のことはええん?」
保科隊長は何度も確認してくる。
「副隊長は……"君も遊んだらええで"って言ってました。保科隊長…痛くないセックスって、本当にあるんですか?」
「"宗一郎"やなくてええの?痛くないかは…これから乃愛ちゃんが確かめてや」
頷くと額にキスをしながら抱き締められた。私の反応を確かめながら服の中に手を入れて、肌に指を這わす。そのまま唇が触れて、次第に深くなっていく。
体温が上がっていって、肌を這う指に敏感にさせられる。苦しくなって酸素を求めると、ゆっくり唇が離れていった。
耳や首筋に何度もキスをしながら胸に手を伸ばしていく。柔らかく揉んでブラを外されると、突起を軽く押された。肩を竦めて、微かな快感に息を漏らす。
「宗一郎さん…挿れないん、ですか…?」
「すぐ挿れへんわ。緊張解して、ナカも解さなあかんやろ。こうやってゆっくり触れて、敏感にさせたら、女の子は可愛ええ反応するんや」
まるで知らない単語のように首を傾げる。私が知ってるのは、濡らして挿れるだけ。あぁでも…初めての時は濡らした後、指を挿れられたっけ。
宗一郎さんは焦らすように指を這わせ、舌を這わす。その度に私の身体は微かに震え、溢れさせていった。