【チェンソーマン】先輩、私はそっちじゃない〈早川アキ〉
第2章 あなたの領域
浴室に乾いた音が響く。
後ろから腰を持たれ、抽挿が私の中を熱くする。
「あ……んっ、あ…ソコ、や……ああッ――!」
初めて男の人にされて果てた。
「すげぇ可愛い…1回しかしたことないって、マジ?
俺といっぱいしようぜ」
耳元で掠れた声が響く。
ガクガクと震える腰を支え、余韻が治まるのを待ってくれている。
"気楽に生きようぜ"等と言っていた人の行為とは思えないほど気持ちよくて、私を気遣ってくれる。
執着せずに、この人に抱かれていた方が幸せなのかもしれない。
「なぁ…マジで付き合わね?
ちゃんと可愛がってやるし、他の女抱かねぇからさ…
――風澄のこと、好きになっちゃった」
楽に生きるにはこの人と付き合ったらいいのだろうけど……好きな人がいるまま誰かと付き合いたくない。
「ご、ごめ、なさ…私……」
バディは何も答えないまま、抽挿を再開した。
何度も奥を突かれて、何度も果てた。
好きになれないのが苦しいのに、この気持ちよさをこれからも味わいたいと思ってしまった。