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愛を教えてくれた君と 【ヒロアカ R18】

第1章 灰色の雨と、血の誓い



「おい、どけ。邪魔だ」

轟と別れ、普通科の集合場所へと向かう廊下で彼を見送ってると、背後から響いた低い声。
それに振り向いたの心臓が、ーードクンッ!と大きく脈打った。

そこにいたのは、燃えるような鋭い視線を持つ、金髪の少年。


(あ…………)


声が出なかった。
記憶の中の彼とそっくりで、でも少し違って幼い姿をした男がいた。


「……駆藤、くん……?」


「あ?……誰だ、テメェ……誰かと間違えてんじゃねぇーよ」

記憶を持たない「彼」との、最悪で、最高の再会だった。


名前も知らない彼は、唖然と立ち尽くすを一景すると、そのまま素通りするのだった。

彼はーー記憶がないようだったーー。


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