• テキストサイズ

君の言葉で縛って【狗巻棘】

第2章 恋が愛に変わるまで


その後、棘はご指名で任務に出ることになった。憂太くんも見学で一緒に行くことに。

「ツナマヨ…」

「ダーメ。棘は祝詞離れしなさーい」

そんな、親離れみたいに言わないで欲しい。
手を掴まれて顔の辺りまで上げられる。棘は私も連れて行きたいらしい。

棘はわかりやすくシュンとして、手を下ろした。

「ひっ!ちょ…ふ、ふふふっ!やめ…」

お腹に回された腕にきつく抱き締められて、首筋に擦り寄ってくるので、擽ったくて笑ってしまう。逃がしてもらえない…。

「こら、棘〜?祝詞は敏感ちゃんだからやめなさい」

それ、セクハラじゃない!?教師が生徒にセクハラしていいの?いや、セクハラではないのか?
ダメだ…悟相手だと、わけがわからなくなる。

「しゃけ」

"知ってる"みたいに言って、噛まないでくれるかな?
肩がビクッと跳ねて、変な声が出そうになるのを必死に抑えた。棘のソーシャルスペースはどうなってるの…。

汗が滲んだ首筋に、誰にも気付かれないような舌が這った。
/ 63ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp