第4章 ハネムーン?
私の呼吸が落ち着いてくると棘は手の甲で頭を撫で、ゆっくり立ち上がる。そのまま棘は洗面台がある方へ消えていった。終わりなの?
「棘?」
「しゃけ?」
手を洗ったであろう棘が戻ってきて、"何?"と首を傾げる。最後までしよって言ったのに…少し柔らかくなった棘の腰に触れた。
「……ツナマヨ」
"自分でパンツ脱いで、お尻を出せ"と言われ、あまりにも恥ずかしい命令で躊躇する。なんで今日はそんなに意地悪なの?
スカートを捲り下着を下げて、四つん這いになった。棘が欲しかった。クスクスと笑った棘が腰を掴む。ゆっくり入ってきた棘に、息を呑んだ。少し痛い…。
「っ…ぁ……高菜?」
痛がっているのがバレて、心配される。「大丈夫」と返して、棘の熱を感じた。熱くて熱くて…溶けてしまいそう。きっと、私も熱くなってるんだろうな。
奥で少し馴染ませるとゆっくり動き始めて、次第に速くなっていく。境界線なんてなくなったみたいに、溶けて混ざって…ひとつになる。
何度も奥を穿ち、膣壁を擦る。水音と乾いた音が卑猥に響く部屋で、熱と熱が混ざり会った。緩く棘を締め付け始める。
「んぁ…あ、あっ……とげ、イく…ふっ、ん…ぁあっ!」
「しゃ、け…ぁ……はっ、ん…くっ!」
同時に果てて、奥に注がれた熱を零したくないと締め付けた。ナカにあってもなくても変わらないのに、棘が私の内側に在るのが嬉しかった。