第4章 ハネムーン?
週明け学校に棘と二人で行く。すると、教室に悟がいて、ニッコニコで話しかけられた。目隠しでそんな笑わないで欲しい。怪しさしかないから。
「棘、祝詞!グレートティーチャー五条悟が二人にハネムーンをプレゼントするよ!あ、1泊2日でいけるよね。別府で呪い祓ってきて」
何がハネムーンよ。1泊2日じゃ、呪いを祓って終わりだよ。しかも別府って…結婚して早々仕事か…。まあ仕方ないよね。
「どんな呪い?」
「あぁ、祝詞は気を付けてね。女の子だぁいすきなんだって」
呪いが女の子大好き?そんなことあるのだろうか…でも、棘がいればすぐ終わるだろう。頷いて、棘と一緒に学校を出た。飛行機の時間が迫っている。
伊地知さんに空港まで送ってもらう。車に乗ってると棘が、指輪をはめた指にキスをしたりと、ちょっと大変だった。伊地知さんは気付かないフリをしてくれていた。
棘と一緒に飛行機に乗ると隣に座っている棘が、手を握って笑う。傍から見たら、真希の言う通りバカップルかもしれない。棘の笑顔にドキドキして照れている私も、そう見えるような反応をしてしまっているのかも。
「ツナツナ」
「ん?」
「ツナマヨ」
"呪いを祓ったらえっちしよ"なんて言われたら余計棘の顔が見れなくなって、握られていない方の手で顔を隠した。耳元で「おかか?」と囁かれて首を振る。"ダメ?"と聞かれて、頷けるわけない。
クスクスと笑う棘は、私の肩に頭を乗せて目を瞑った。