第4章 ハネムーン?
目が覚めると、汗などでベタベタになっていた身体が綺麗になっていた。棘がしてくれたのかな…寝てる間に何かされたかな…呪言で眠らされたので、全然わからない。
眠っている棘に覆い被さって、静かに唇を重ねる。起きてると恥ずかしくてなかなか出来ない。ごめんね、起きてる時出来るように頑張るから…。
「棘、好きだよ」
「しゃけ〜」
「寝たフリなんてずるい…」
"俺も〜"と手が伸びてきて、後頭部を押さえられる。軽く口付けて鼻が触れたまま離してもらえない。この距離で見つめ合うのは私の心臓が持たないと、目をぎゅっと瞑った。
クスッと笑った棘がもっと引き寄せて、私は棘の上に乗りながら耳元で止めていた息をした。早く慣れたい…棘ばっか余裕でずるい。それでも息は震えていて、上手く出来ない。
私ごと起き上がった棘に抱えられて、身動きを取れず、されるがままになる。体幹どうなってるの…。首筋に噛み付いてきた歯にビクッと肩を上げる。噛んだところを舐めて、背中に回っている手が胸に触れた。
「棘っ…今、できなっ……」
「こんぶ?」
胸に触れていた手が腰に移動して、優しく撫でられる。"痛い?"と聞かれて、軽く頷いた。"こっちは?"とそのままお尻を撫でて、指が膣口に触れる。
「痛い…」
棘はすぐに手を離し、腕に閉じ込めながら、私の後ろを見ていた。自分の手でも見てるんだろう。
"ちょっと待ってて"と服を着て、部屋を出ていった。