第2章 恋が愛に変わるまで
棘が耳元で笑っている。私が変な反応するから?でもこれは棘のせいだから。
「祝詞」
静かに耳元で名前を囁かれて、甘い声が漏れ肩が跳ねる。太腿を撫でていた手が膝に移動し、足を開く。棘の腰が私に触れた。
「あっ……ん…棘?なに、するの…?」
「おかか」
何もしないなら、なんで硬いのソコに押し付けるの?棘が起き上がったら、スカートの中身が見えてしまう。
棘の熱い吐息が耳にかかった。身体が勝手に反応してしまう。棘に触れられる全部が、気持ちいい。
耳の中に舌を入れられ、ぴちゃぴちゃと音が頭に響く。声が溢れる。こんな恥ずかしい声、聞かれたくないのに、棘はもっとと言うように行動が激しくなった。
グッと腰を押し付けられる度に腰が震えて、このまま棘にされてもいいと思ってしまった。棘は気持ちを言ってくれないのに。
熱い息をかけながら棘は、耳元で何か考えてるようだ。まだ理性残ってるんだ。私はもうないのに。身体に力なんて入らなくて、棘を受け入れるだけ。
「祝詞……イけ」
「へ…んっ、あッ…ん〜〜ッ!!」
膝で棘の腰を挟み、ビクビクと痙攣させた。頭が真っ白になって、何かが弾けた。一瞬息が止まって、肩で呼吸をする。
「高菜?」
「ん…」
私を心配して謝っている。返事をすると髪を撫でて起き上がり、私をしっかりベッドに寝かせて布団を掛けた。ここ、棘の部屋…。でも棘はそのまま部屋を出ていった。
棘は、何もしなくてよかったの…?