第18章 お泊まり*nino*side
『うーん。
泣いて…とか、
晃のこと…とかで波に乗ってみたいな。
だから、
ちゃんと…ちゃんとしたいんです。
あたし和也のこと好きだから!
…重いですか?』
あなたって本当に…
「バカですか?
いつも俺は真剣ですよ。
波に乗っててかしれないけど…
全部にちゃんと愛があるんです。」
『…二宮さん…』
「戻んないの!
でも、あなたのこと何も知らず
順番まちがえたかもしれない。
じゃあ、今からスタートにしましょ?」
そう言うと彼女は
俺の方を向いて抱きついてくる。
うん。やっぱり愛あるじゃん?
さぁ、食べますよ?
『んっ…んっ…ふ…』
とことん愛します。