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コンビニの恋人

第18章 お泊まり*nino*side


『んっ…ふ…』


長い時間、莉子 ちゃんとの
キスを楽しんでみる。


やばいな。
優しくしてあげれない。
ふと莉子 ちゃんの顔を見て
思ったこと。



『…あ!』


「はい?」

急にキスをやめて我にかえる
莉子 ちゃん。


『あの…あたしのことも!
あたしのことも名前で呼んでください!』


急になんですか…あなた。
俺にはそんなこと普通に…


「莉子 ?」


『うふふ…和也』


バカップル最高ですね。笑


「さぁ、続きを…」


『の前に!
トマトを食べたいです。』



また、この子はなんということを…
トマト?あぁ、お袋が送ってきたんだ。


「トマトより、俺はあなたが
食べたいんですけど…?」


『…………食べましょ!』



なんすか?今の間は…。
この子どうしたんでしょう。
なんか理由があるんでしょ?



「ねぇ…どうしたんですか?」


『別に何もないですよ?
あたしトマト食べたくて!
トマトの国に住みたいくらい!』


トマトの国って…



「うぅぅう…
あのね、男としては辛いんですけど…
帰りたくない。とか言われただけで
自分がどうしようもないくらい、
おかしくなってて…はぁ」



莉子 ちゃんを後ろから
抱き締めて俺はそう言った。


ほんとは今にでも食べたいのに…



『あたし、キスしてる間幸せだなって…
そう思ってたんです。
でも、いつも流されてるなって…』



「流されてる…?」
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