第17章 愛のキューピット
「なんですか、急にあなたは…」
『え!?かわいくないですか!?』
二宮さんに力強く言うと
二宮さんは苦笑いして、櫻井さんが
急に笑いだした。
「可愛いでしょ?
本当にいいこだよね~!」
「莉子 ちゃんも
可愛いですよ?肌とか綺麗だし!」
とあの唯ちゃんから
お褒めの言葉!
『いやいやいや!
もう、全然!あたし何もしてないんです!』
「ていうか莉子 ちゃんて
何歳なんですか?」
とまたまた唯ちゃんが
あたしに問いかけた。
『あたしですか?
24歳ですけど…ってあれ?』
回りを見ると、
みんなが口を開けてる。 特に二宮さん。
「嘘…二宮さん知らなかったんですか?」
と唯ちゃんが不思議そうに
二宮さんを見ている。けど二宮さん、
まだ口開いてる。
『あれ?行ってませんでしたっけ?』
「はい。」
『あらら…すいません。』
そういう会話をしていると
櫻井さんが笑いだしてまた質問
「まさか…大学生なんて…」
『え?そうですけど…?』
また全員が口を開けだした。