• テキストサイズ

コンビニの恋人

第5章 手のぬくもり


「ん?何ですか?」


あたしは二宮さんに手招きをして
こっちまで来てもらった。


『ふふっ…メロンパンです。』

「…」


二宮さんは一瞬固まって
少しにこっと笑いあたしの手を握った。



『ん?二宮さん?
どうしました?』


「ふふん…
そういうことしちゃうと
二宮さん頑張りますよ?」


あたしの頭のなかには
はてなマークばかりが散らばった。


何を言ってるの?
頑張りますよ??



「翔ちゃん、マネージャー。
俺、用事思い出したから
先いっててくださーい」


「はいよ~…」


それを聞いて二宮さんは
あたしの手を引っ張って外へ連れていった。



『に…二宮さん!!?』


「黙ってついてきてください?」
/ 220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp