第40章 嬉しい知らせ*nino*side
「ん…電話…」
着信は 莉子 だった。
もしかして、病院とかから
なんてことはないよね?
プルルル~
『……あ、和也?』
着信に出た莉子 の
声は少し元気があった。
でも、いつもとは違う…。
『あのね…あたし今日
病院行ったの』
病院?まさか…
「何か病気?」
声が震えてるのが分かったのか
メンバーが俺の顔を見る。
『いや、違った。』
「うん。
じゃあ…」
次の莉子 の発した言葉に
驚いて口が塞がらなかった。
ピッ
「ニノニノ!どうしたの!!?」
相葉さんがそう俺に迫ってくる。
嘘でしょ…嘘…まじで?
「あ…赤ちゃんができたって…」