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コンビニの恋人

第38章 逆あいさつ*nino*side


リビングに入り対面式で
机越しに座る。

莉子 、緊張してるなぁ。

『ぁ…あの!』


ん?どうしました?
急に話始める莉子


『あたしに…』

スカートを手で握りしめてる。
何を言うつもりなんですか?


『…あたしに和也さんをください!』


「へ?」


思わず変な声が出た。
お袋と姉貴も困った顔をしてる。


『和也さんは芸能人だし、
本人もあたしを悲しませるかもしれない。
って正直に言ってくれました。』


「は?かず、そんなこと言ったの?
嘘でもそこは幸せにするって
言いなさいよ~…弟よ」


と姉貴が俺を責める。
嘘言ってもダメだと思ったんすけど…


『それで…あたしが貰います。
和也さんを幸せにします。
だから、ください!』


そう言って頭をお袋と姉貴に下げる。
この子って本当に…


「莉子 さん…
こんな和也ですけどね?
よろしくおねがいします。」


『……はい!』


嫁に行く気分だわ…。
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