第32章 強まる心*nino*side
ピーンポーン!
『あ…翔ちゃんのママかも!』
ガチャンッ
そう言って俺の元から離れて
玄関先に出ていった。
「え…超絶気になるんですけど…」
ガチャンッ
「あぁ…莉子 ごめんね?
ってガチだったの…?
二宮和也と付き合ってるって…」
とリビングに入ってきたのは、
華奢な姿の小柄の女性が入ってきた。
俺、元ヤンとかかと思った。
なんだ…普通の女の子じゃない。
「はじめまして、莉子 の友人の
相澤知美です。翔がお世話になりました。」
そう言ってペコリと頭を下げ
翔くんを抱き上げる知美さん
この子、強く生きた来たんだな。
「こちらこそ、いろいろ考えれました。」
そう言うと知美さんは
ニコッと笑って莉子 を見る。
「あんたの選択は間違ってなかったかもね?
ま、頑張んなさいよ?
じゃあ…失礼します。」
莉子 の……選択…?