• テキストサイズ

コンビニの恋人

第30章 未来?*nino*side


電話越しから聞こえたのは
莉子 の声じゃなくて
幼い男の子の声


〈うんち~!
おまえ莉子 の彼氏なのか~?〉

「へ?」

思わず俺の変な声に
メンバーが俺を見る。

どうなってんの?
この子だれ?


〈ちょっと、翔ちゃん!
返しなさーい!〉


「あ!莉子 ?」

電話越しからでも分かるわ。
焦ってる莉子 の声


〈あ、和也!
ごめん!ちょっと翔ちゃんが…〉


“翔ちゃん”ていう
ワードにビクッとして、
こちらの翔ちゃんを見る。


うん。いるよね。うん。

ちょっと翔ちゃんが
不思議そうな顔をしてるけど。



〈また帰ったら話すから!
できるだけね…早く帰ってきてね?
あたし…翔ちゃんにっ!〉


〈襲ってやる~!〉ピッ



え…。
翔ちゃんに?何?襲ってやる?
ちょっと分かってるんですよ…。

でもね?
今日、早く帰ります。
/ 220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp