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【呪術廻戦】誰も知らない

第4章 天元様


天元の屋敷は結界が張られているからか、八重が海に意識を向けなければ海に捕捉されないことがわかった。
波の音が聞こえない。
海の気配を感じない。
それだけで八重には天元の屋敷がとても居心地の良いものだった。

八重は天元のもとにいる間、文字の読み書きから始まり様々な学問を学んだ。
一応、呪術についても学んでみたが、改めて八重には呪力も術式もないことがわかっただけだった。
自分は呪霊が見えるだけのただの人間だとわかって八重は内心安心していた。
一方で、八重は呪霊から攻撃されないという事実もわかった。
どんな呪霊でもいくら八重が近づいても危害を加えない。
呪霊が八重を認識していないように八重に反応しないのだ。
天元によれば、それも所謂神の御業ではないかとのことだった。

そして、八重は100年余りの時間を天元のもとで過ごした。
天元の言う通り、天元自身は不死であり不老ではないというのは一緒に過ごしていて歳を取っているのを目にして実感した。
天元も100年経っても出会った頃と変わらない八重を見て不老不死なのだと確信していた。
しかし、100年一緒にいても八重に天から与えられたものは呪いなのか、それとも祝福なのかはわからなかった。
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