• テキストサイズ

『はつこい』

第13章 『 負けられない理由 』




『 御守りみたいな言葉 』

何回も何回も思い出す。
忘れることは無い言葉。

待たせている人がいる。

体育館の扉を押し開けると、いつもと同じ練習の音が広がった。

「……お、顔色戻ったな」

蓮がボールを回しながら、にやっと笑う。

「昨日まで死にかけてた奴とは思えねぇ」

「もう平気」

短く答えて、凛人は視線をコートに向けた。

(負けられない)

理由なんて、もう分かってる。

/ 106ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp