• テキストサイズ

『はつこい』

第4章 『近づく恋の音』




その日から、
ふたりの距離は、少しずつ動き出していた。

何かが起きたわけじゃない。
ただ、目が合う回数が増えて、
名前を呼ばれるだけで、心臓が一拍、早くなる。

気づけば、
隣にいる時間が長くなっていて、
その近さを、不思議と嫌だと思わなくなっていた。

それでも――
空気は、確かに変わっていた。


/ 106ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp