第8章 初めての寮生活
深夜の密やかな交わりは、荒廃した彼女の心に、雨上がりのような静けさをもたらしていた。
緑谷が彼女の最奥に自身の全てを注ぎ込むと、は幸福感に包まれながら、その首筋に顔を寄せた。
「……ん、……はぁ……出久、くん……。ありがとう……すっごく、優しかった……っ」
「……僕の方こそ、……ありがとう、ちゃん。……本当は、ずっと、こうしたかったんだ……」
二人は重なり合ったまま、幼い頃のように互いの体温を確かめ合い、これまでの空白を埋めるように抱きしめ合って眠りについた。
翌朝、カーテンの隙間から差し込む朝日が緑谷の瞼を叩いた。
「……ん、……あ……」
意識が浮上すると同時に、緑谷は跳ね起きた。
目の前には、スースーと寝息を立てる。
そして、お互いに服は着ているものの、下半身は昨夜のまま露わになっているという事実に、頭が沸騰しそうになる。
「……っ、あ、あわわわ……っ!! ぼ、僕……昨夜、本当に……っ」
真っ赤になって動揺する緑谷。
その拍子に、朝の生理現象も相まって、彼のソコは昨夜以上に猛々しく反り上がっていた。
「……ん、……出久、くん……? おはよ……」
「わっ!? ちゃん、起きたの!? あの、これは、その……朝だから、勝手に……っ!!」
目を覚ましたは、緑谷の慌てふためく様子を愛おしそうに見つめると、視線を彼の股間へと落とした。
「……ふふ、昨日あんなに出したのに、元気だね……。……ねぇ、出久くん。……まだ、あついの?」
「えっ、あ、……いや……っ!!」
彼女は這い寄ると、白く細い指で彼の熱を優しく撫で上げた。
それだけで緑谷は「ひっ」と短い悲鳴を上げる。
「……昨日の、お返し。……私、出久くんに元気になってほしいな……っ」
「……っ、ちゃん……何を……っ、あ……ッ!!」
彼女は迷いなく顔を寄せ、剥き出しの先端を、熱く湿った口内へと招き入れた。