第5章 『極上ミルク』の正体
「……なにか、……足りないの……っ。……お腹、……痛い…」
「あぁ!? どこが痛ぇんだよ、医者を……」
「ちがう、の……っ! 医者じゃ、ダメなの……っ!」
はシーツを強く握りしめ、顔を赤く染めて身悶えた。
胸が張り、乳首がツンと立ち上がる。
ナカの粘膜が、何かを詰め込まれることを求めて疼き、熱い蜜が溢れ出していた。
「……私の身体……変になっちゃった……っ。白いのが……、熱いのが……っ、入ってこないと……っ、苦しいの……っ!!」
の瞳は潤み、かつて地下室で男たちに奉仕していた時の、あの「家畜の雌」のような熱を帯びていた。
爆豪は、その言葉の意味を即座に理解した。
ヴィランたちが彼女に施した「調教」は、救い出された後もなお、彼女の身体を檻の中に閉じ込め続けていたのだ。
「…………ッ。……クソが」
爆豪は、激しい怒りと、それ以上に深い悲痛さを押し殺し、ベッドの縁に腰を下ろした。
彼女をこのまま苦しませるわけにはいかない。
けれど、彼女が求めているのは、彼女を壊した連中と同じ「モノ」であるという残酷な現実。
「……。……こっち見ろ」
爆豪は、震える彼女の肩を掴み、真っ直ぐにその瞳を見つめた。
「……足りねぇんなら、俺が……俺のモンで、全部上書きしてやる。……あいつらの汚ねぇ記憶ごと、俺が埋めてやるよ」
それはヒーローとしての規律に背く行為であり、彼女の傷をさらに広げる可能性すらある、禁断の「治療」の始まりだった。