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その極上ミルクは誰のもの? 【ヒロアカ R18】

第5章 『極上ミルク』の正体


彼の手のひらから、パチパチという火花すら消える。
それは、出力が収まったのではない。
全エネルギーが、一撃でこの世から消し去るために集約された証だった。


「その汚ねぇ手で……そいつに触るんじゃねぇ……。塵も残さず、消え失せろ」


爆豪の纏う空気は、もはや熱を通り越し、絶対零度の殺意へと変わっていた。


「……あ」


言葉を発する暇も与えない。爆豪は閃光のような踏み込みで、に前後から彼女を繋ぎ止めていた男たちの頭を、左右の手で同時に鷲掴んだ。


「死ね」


極小の、それでいて脳を直接揺さぶる至近距離での精密爆破。
男たちは悲鳴を上げる間もなく白目を剥き、崩れ落ちた。
爆豪は、まるで汚物を払うかのように男たちを蹴り飛ばすと、床に震えて座るの前で膝をついた。


「……っ、ぁ……、う、ああぁ……」


彼女の身体は、爆豪の記憶にある姿とはほど遠かった。
全身が男たちの粘つく白濁に塗り潰され、前後の穴からは入りきれずに逆流した精液が、ドロドロと床へ零れ落ちている。
胸からは、今もなお搾り取られ続けていたミルクが、彼女の絶望を象徴するように滴っていた。


「……すまねぇ」


爆豪の声が、わずかに震える。
彼は、壊れやすい硝子細工を扱うかのような手つきで、汚れた彼女の身体を優しく、力強く掬い上げた。
自分の汗と爆煙の匂い、そして彼女の全身から漂う、鼻を突くほど濃密な精液とミルクの臭い。

彼女を部屋の隅の、比較的安全な壁際へ静かに降ろすと、爆豪は再び立ち上がった。
その瞳には、もはや慈悲の欠片もない。


「……一匹残らず、消してやる」


逃げ惑う他のヴィランたちへ、爆豪は無慈悲な爆撃を見舞った。
地下室中に断末魔が響き渡り、壁が、床が、男たちと共に砕け散っていく。

そこへ、遅れてジーニストが突入してきた。


「爆豪、やりすぎるな……ッ!」


制止の声が、現場の惨状を目にした瞬間に止まる。


「……これは……」


ヒーローが絶句するほどの地獄。
白濁にまみれ、虚ろな目で震えているの姿に、ジーニストは深く苦渋に満ちた表情を浮かべた。


「……綻びどころではないな。酷すぎる」


ジーニストは、自らのコートを素早く脱ぎ捨て、全裸で辱めに震える彼女の身体を優しく包み込んだ。


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