第11章 毒ある慈愛の飼育
「……少しは落ち着いたか。……明日からのことだ。よく聞け」
相澤は、爆豪や心操に接触の許可を出したこと、そして回数と時間の制限を設けた「分担管理」について淡々と告げた。
彼女を守るため、そして自分たちが廃人にならないための、歪んだ妥協案を。
相澤の淡々とした説明を、は膝を抱えて大人しく聞いていた。
隔離されて一人でいた時間は、彼女にとって渇きとの戦いでもあったのだろう。
爆豪や心操の名が出ると、その瞳にパッと喜びの光が宿った。
「……みんなに、また会えるんだ。学校も、行ってもいいんだね……っ」
安堵したように微笑む彼女だったが、相澤は冷徹な眼差しを崩さない。
「喜びすぎるな。お前にも条件がある。……生徒との行為は、一日一人、一回までだ。いいな。もし学校でどうしても抑えが効かなくなったら、迷わず俺か山田に連絡を入れろ。他の生徒を無理やり引き摺り込むような真似は絶対に許さん」
「……はい、せんせ」
「それから、事情を知らない他の生徒や教師には、絶対に悟らせるな。バレた時点で、この特例はすべて白紙だ。お前は即座に、二度と外界に出られない施設へ移送される」
厳しい言葉の羅列。
だが、は迷うことなく頷いた。
「わかった。……約束するよ。……ねぇ、勝己くんたちも、そのこと知ってるの?」
「ああ、既に連絡済みだ。奴らにも報告の義務と、時間、回数の制限を厳命してある。もし奴らが欲に負けて、制限以上求めてきたり、強引な真似をした場合は、すぐに俺に教えろ。いいな」
相澤の言葉を一つ一つ噛み締めるように受け入れた彼女は、やがて、潤んだ瞳を二人の教師へと向けた。
「……じゃあ、先生たちにこうやって、ゆっくり、一日中抱いてもらえるのは……今日が最後なの?」
明日からは管理された「スケジュール」が始まる。
「……最後、というか。……まぁ、頻度は減るだろうな」
マイクが少し寂しげに鼻を擦った。
それを見たは、シーツの上に這い上がり、二人を誘う。
「だったら……最後なんだから、今日は、たくさん抱いて……? お腹がパンパンになって、動けなくなるくらい……先生たちの、いっぱいいれて……っ♡」