第11章 毒ある慈愛の飼育
甘く、とろけるような毒を含んだ誘惑。
もはや断る理由など、どこにもなかった。
明日からの「分担管理」を前に、自分たちもまた、彼女という深淵を心ゆくまで味わい尽くしておきたかった。
「……。山田、明日の授業に響かない程度にしておけよ」
「相澤こそ、目の下のクマ、これ以上濃くすんなよ?」
軽口を叩き合いながらも、二人の手は同時に彼女の肢体へと伸びていた。
深夜の寮の一室。
明日からの管理体制という建前の裏で、二人の教師は「最後」という免罪符を盾に、彼女を徹底的に、慈しむように、そして壊すように抱き潰していった。
「あ……おはよ、みんな。……もう大丈夫、心配かけてごめんね」
数日ぶりに教室に姿を見せたを、クラスメイトたちが温かく囲んだ。
彼女の肌はどこか上気し、瞳には熱っぽい潤みが残っているが、純粋な彼らはそれを「病み上がり」のせいだと信じて疑わない。
「本当だよ、文化祭に間に合って良かった!」
「お前、マジで虚弱なんだから無理すんなよ? 当日は受付だけでいいからな」
「うん……ありがとう」
皆の善意に罪悪感を覚えながらも、の身体は昨夜注ぎ込まれた二人の教師の残滓をナカに感じ、別の意味で震えていた。
その視線が、教室の隅で一人静かに本を読んでいる心操とぶつかる。彼だけが、彼女の「病名」を知っていた。
昼休み、喧騒を離れ、二人は約束通りいつもの空き教室へと滑り込んだ。
扉が閉まった瞬間、は心操の腕に縋り付いた。
「……っ、ひとしくん、……もう、がまんできない……っ、はやく……っ!!」
「……わかってる。お前、ずっとこの匂いさせてたのかよ。……ヤバすぎるだろ」
心操の声は低く、枯れていた。
彼女から漂う、教師たちの濃密な「種」と混ざり合った毒気に、彼の理性も限界だった。
心操はを壁に押し付けると、スカートを捲り上げ、下着を横に避ける。
潤滑など必要ないほど、彼女のナカは既に相澤たちの名残でドロドロに解けていた。
「あ、ひ、ぁぁああッ!!♡♡ ひとしくん、……おっきいの、……きたぁぁッ!!♡♡」
背後から一気に貫かれ、は壁に手をついてのけぞった。