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その極上ミルクは誰のもの? 【ヒロアカ R18】

第11章 毒ある慈愛の飼育


相澤の告白に、マイクは絶句した。
誰よりもストイックで、合理主義の塊のような相澤消太が、教え子を相手に欲情し、理性を失ったという事実。


「……彼女のミルクには、男を活性化させる成分が含まれている。吸えば吸うほど、身体は元気になるが、反比例して理性が溶けていく。……俺は今、彼女を『管理』しているつもりで、その実、彼女の毒に抗えない時がある」


マイクは一瞬絶句した後に、ごくりと喉を鳴らした。
親友の危機的な状況だと頭では理解していても、男としての本能が、相澤の語る「劇薬」のような彼女の肢体を想像せずにはいられない。


「……正直、一瞬でも『羨ましい』なんて思っちまった俺を殴ってくれ。だがよ、あのちゃんがそんな淫らなことになってるなんて……。男なら誰だって、一度は夢に見るシチュエーションじゃねぇか……ッ!」


マイクは自分の煩悩を振り払うように激しく首を振ったが、その瞳には隠しきれない好奇心と、わずかな欲情の色が混じっていた。


「……山田、ふざけるな。羨ましがるようなもんじゃない。……一度でもあいつの『熱』を浴びれば、お前だって一瞬で廃人にされるぞ」


相澤の冷徹な警告に、マイクは引きつった笑いを浮かべる。


「分かってる、分かってるって! ……けどよ、お前がそこまで言う『ミルク』の威力……。確かめるのが怖えぇよ……」


「……否定はできない。あいつに直接縋り付かれ、あの香りを至近距離で浴びせられれば、『落とされる』可能性は高い」


相澤は自嘲気味に、だが淡々と告げた。


「だからこそ、俺一人で抱えるには限界がある。万が一、俺が完全に取り込まれてあいつを逃がすようなことがあれば、雄英の男どもは一瞬で取り込まれる」


「……おいおい、笑えねぇジョークだぜ。……分かったよ。俺も協力する。だが相澤、お前……その『艶』、隠せてねぇぞ。あいつを抱き潰した名残が全身から溢れてやがる」


マイクの指摘に、相澤は不快そうに眉をひそめた。



「……黙れ。午後の授業に行くぞ。……あいつが、部屋で大人しく玩具と格闘していることを願うばかりだ」




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