第10章 欲しがる者と与えるモノ
昼休み終わりに教室ですれ違った心操が「……大丈夫か、顔色が……」と切実な瞳で声をかけてきたが、はただ小さく「うん、大丈夫。……ありがとね」とだけ返した。
今の彼女のナカには、先ほど爆豪に叩き込まれたばかりの熱が居座っており彼女を強く支配していた。
それから数日。
の日常は、爆豪勝己という嵐に完全に塗り潰された。
朝、寮の自室で快感と共に目を覚まされ。
昼、人気の途絶えた場所で強引に貫かれ。
夜、文化祭の練習後や自主練後から朝まで、執拗にその身を捧げる。
「……っ、……は、……また一瞬で締まりやがって。……お前のそこ、俺のを覚えすぎてんじゃねぇか……ッ!」
夜は爆豪が彼女の部屋に泊まり込むことが常態化していた。
行為のあと、繋がったまま眠りに落ちることもしばしばで、のナカは、爆豪の形を常に咥え込んでいないと落ち着かないほど、彼に「馴染んで」しまっていた。
だが、連日の猛攻に、の身体は悲鳴を上げ始めていた。
爆豪がミルクを飲むと、個性の副作用で精力がさらに勢いを増して元気になってしまう。
(……これ以上、かつきくんが元気になったら……わたし、本当に壊れちゃう……っ)
爆豪にあまりミルクを飲ませないよう、一度の行為で何度も中出しされ、彼が去った後や一人きりになれたわずかな時間に、はトイレやバスルームで、必死に溜まったものを搾り出すのが日課になっていた。
「あ、……ん、んんぅーっ…まだ、……こんなに、出る……っ」
出しながらも次の「お仕置き」までの時間を指折り数えてしまう。
は完全に爆豪に調教されきった自分の身体の淫らさに、一人、熱い溜息を吐くのだった。