第10章 欲しがる者と与えるモノ
週末の深夜、静寂を切り裂くように部屋に入ってきたのは、文化祭の準備で疲れ果てているはずの爆豪だった。
「……クソ、……テメェの顔見ねぇと、脳みそが休まらねぇ」
爆豪は乱暴に上着を脱ぎ捨てると、ベッドに横たわるを押し潰すように抱きしめた。
その腕には、彼女を誰にも渡したくないという切実な力がこもっている。
準備を待つ余裕などない。
爆豪は彼女の衣類を剥ぎ取ると、猛り狂った塊を彼女の熱いナカへと一気に沈めた。
「勝己くん……っ、お疲れ様……あ、ん、んぅ…っ♡」
「っ、はぁ……ッ! これだ。……この熱がねぇと、俺は…っ」
「あ、あぁぁあっ!!♡ 勝己くん、…っ♡♡」
爆豪は彼女の項に顔を埋め、愛を刻みながら腰を叩きつけた。
ベッドが悲鳴を上げ、肉がぶつかり合う淫らな音が響く。
彼は絶頂の瞬間、彼女を強く抱きしめ深奥へと熱い精を解き放った。
「……っ、!!」
そのまま、爆豪は引き抜くことを拒むように、彼女と繋がったまま深い眠りに落ちた。
もまた、彼の重みとナカに留まる熱を感じながら、短い夢を見る。
そして、早朝。
カーテンの隙間から差し込む薄明かりが部屋を照らす頃、爆豪の意識がゆっくりと覚醒した。
彼はナカに収まったままの自分の質量を確かめるように腰を動かす。
「……ん、……ぁ、……勝己、くん……?」
「……はよ。……補講行く前に、もう一回抱く」
爆豪の瞳には深夜の荒々しさとは違う、溶けるような愛おしさが宿っていた。
彼はの頬を優しく撫で愛おしそうに見つめながら、朝の静寂の中でゆっくりと腰を揺さぶり始めた。
「……お前、俺がいない間……変なことすんじゃねぇぞ。……俺だけのこと、考えてろ……」
昨夜の熱を呼び覚ますように、じわり、じわりと最奥を突き上げる。
爆豪の動きは慈愛に満ちていながらも、その奥底には決して離さないという執念が渦巻いていた。
「っ、あ、あぁ……くる、……勝己くん……っ、きてぇ……ッ!!♡」
「……ああ、全部やる。……お前の全部、俺が……ッ!!」
震えるのナカへ熱い刻印を、再びたっぷりと注ぎ込んだ。
「……行ってくる。……いい子にしてろよ」
名残惜しそうに唇を重ね、爆豪は部屋を出ていった。