第10章 欲しがる者と与えるモノ
「ん、んんぅーーーッ!!♡♡ あ、あああぁぁぁああっ!!♡」
全身を白濁で染め上げ、何度も絶頂の向こう側へ突き落とされた彼女は、やがて力なくシーツに沈み込んだ。
「……はぁ、……っ、はぁ……っ……。……もう、……本当に、むり……です……っ……」
虚ろな瞳と消え入りそうな声。
さすがにやり過ぎた、と三人のヒーローたちは我に返った。
彼女の体力は限界を迎え、指一本動かせないほどに快楽で焼き切れている。
「……ごめんね、ちゃん。……俺たち、君に甘えすぎたね」
ミリオが申し訳なさそうに、けれど愛おしそうに彼女の髪を撫でた。
まだ三人の「雄」としての本能は物足りなさを訴えていたが、そこは鋼の理性でねじ伏せる。
彼らは手早くも壊れ物を扱うような手つきで彼女の身体を清めていった。
肌にこびりついた白濁と粘液を温かいタオルで拭き取り、清潔な服を着せる。
「……おやすみ、ちゃん。……ゆっくり休んでな」
ファットが彼女の額に優しくキスをし、天喰とミリオも彼女の寝顔を見守るようにして布団をかけた。
彼女が1日でも早く、日常へ戻れる事を願いながらーー。