第10章 欲しがる者と与えるモノ
病室の静寂はタコ特有の湿った音と、の理性を完全に失った喘ぎ声によってかき消されていた。
天喰の指先がうねるタコの足へと完全に変異し、の白く張った胸を容赦なく絡め取る。
無数の吸盤が敏感な先端や柔らかな肌にピタリと吸い付き、吸い上げた。
「あ、はぁぁああ……っ♡ すご、い……っ、吸盤が……っ、生き物みたいに、吸い付いて……っ♡」
「……っ、個性が、……止まらないんだ。君のミルクを飲んだら、今までよりずっと、……深く、俺の身体が君を欲しがってる……っ」
天喰の瞳は熱く濁り、自身の意志を超えて動く触手がの身体を蹂躙していく。
ナカに挿入された剛直と、外側から肌を這い回る吸盤の刺激。
「ひ、あ、っ……♡ ……たくさん、吸われてるみたい……っ、あ、あああぁぁああっ♡♡」
のナカが激しくうねり、天喰のそれを狂ったように締め上げる。
絶頂の衝撃で彼女の胸からはミルクが勢いよく噴き出し、それをタコの足がさらに貪欲に啜り上げた。
「ん、んんぅーーーーッ!!!」
あまりの締め付けに、天喰は再び彼女の最奥へと熱い奔流を叩き込んだ。
ドロリと溢れる白濁とタコの粘液が混ざり合い、シーツはもはや直視できないほどに汚れきっている。
だが、一度「味」を覚えてしまった天喰の探究心はもう止まらない。
彼は絶頂の余韻で放心するの身体を触手で器用に持ち上げると、四肢を拘束するように絡め取った。
「……ここ、弱いんだろ? ……吸盤で、ずっと吸ってあげるから……」
「あ、やだ……っ♡ 天喰さん、……そこは、……ひ、あぁぁあああっ♡♡」
天喰は彼女の脇腹や内腿、そしてクリトリスといった敏感な場所に触手の吸盤を吸着させ執拗に責め立てた。
指では不可能な多点同時、かつ吸いつくような絶え間ない刺激。
そのままタコの足を彼女のナカへと深く潜り込ませ、内壁のすべてを内側から吸い上げるように掻き回した。