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その極上ミルクは誰のもの? 【ヒロアカ R18】

第10章 欲しがる者と与えるモノ


ファットが「署で一揉めしてくるわ!」と賑やかに病室を去った後、午後の柔らかな光が差し込む部屋で、とミリオは昼食を共にしていた。
ミリオの持ち前のユーモアのおかげで、会話は途切れることがない。
だが、食後ゆっくり過ごしていた頃、の肉体が牙を剥いた。


「……っ、ん、…ぁ……」

「ちゃん? どうしたんだい、顔がすごく赤いよ。……あ、もしかして僕の渾身のジョークが時差で効いてきたかな?」


ミリオは茶化すように笑いかけたが、の震える指先と、病院着の胸元にじわりと滲み始めた「白い点」を見て、その表情を真剣なものへと変えた。

地下のアジトにいた時、この時間はいつも――。
ルーティン化された搾乳機による容赦ない吸引と、無機質なマシンによる機械的な蹂躙が行われていた時間。
の細胞は、主人の意思とは無関係に「その時」が来たことを察知し、疼き始めてしまったのだ。


「ごめん、なさい……ミリオ、さん……身体が、……っ。いつもなら、今、されてる時間、だから……」

「……。そうか、身体が覚えてしまっているんだね」

「…っ、ふ、ぁ……ミリオさん、……お、お願い……。助けて、ください……っ」


は羞恥に顔を焼きながら、ミリオの鍛え上げられた腕に縋りついた。
昨夜はファットガムに癒やされたが、一度火がついた身体はさらなる刺激を求めて、奥がキュンキュンと鳴るように疼いている。
ミリオは一瞬、個性を失った自分の「何も持たない手」を見つめたが、すぐにいつもの、頼もしい笑顔を彼女に向けた。


「気にする必要はないよ! 君がそうやって僕に助けを求めてくれたこと、すごく嬉しいんだ。……『リハビリ』のサポートメンバーに選ばれたからには、全力で応えさせてもらうよ!」

「ミリオさん、……わたし、汚い、のに……っ」

「いいかい、ちゃん。汚れなんて、洗えば落ちる。でも、君の心にある傷は、誰かが温めてあげないと消えないんだ。……僕の身体で良ければ、いくらでも使っておくれ」


そう言ってミリオは、病院着のボタンを一つずつ外していく。
露わになった彼女の胸は、すでにミルクでパンパンに張り、先端からは甘い滴がこぼれ落ちていた。
ミリオはその光景を蔑むことなく、むしろ聖母を慈しむような瞳で見つめた。


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