第10章 欲しがる者と与えるモノ
「……まずは、この苦しそうなのを取ってあげよう。……失礼するよ」
「あ、っ、んぅ……っ!!」
ミリオがその熱い唇で、張った先端を深く吸い込んだ。
ファットの時とはまた違う、若々しく力強い吸引。
「…っ、ミリオ…さん…っ、そんなに、強く……っ、ああぁっ!!」
ミリオは、差し出されたの胸を交互に吸い上げ、その未知の快楽に目を見開いていた。
「ん、ぐ……っ、はぁ……っ! すごいな、これ……温かくて、すごく甘い……ッ」
初めて触れる女性の身体。
それも、極上のミルクを溢れさせるの肢体に、ミリオの若く逞しい肉体は即座に反応した。
病院着のズボンを押し上げる熱い昂りを見つけ、はそれをそっと取り出すと、慣れた手つきで愛撫し始める。
「あ、っ……はは、……っ、これ、まずいな、……っ」
「ミリオさん……すごく、熱くなってます……」
「……あ、ああ……っ! 待っ、……ちょっ、……あ、ああぁぁあっ!!」
指先で先端を擦り上げられる刺激に、経験のないミリオは耐えきれず、初々しい声を上げて彼女の手の中に熱いものを吐き出した。
「……っ、は、はぁ……っ……。ごめん、ちゃん……俺、情けないな。……初めてだから、その……上手くできるか、正直自信がなくなっちゃったよ」
頬を真っ赤に染め、頭をかくミリオ。
その不安そうな、けれど等身大の少年の顔に、は慈しむような微笑みを向けた。彼女はベッドに腰掛けたミリオの足元に、音もなく跪く。
「……いいんです。……私に、ミリオさんを気持ちよくさせてください」
「え、ちゃん……っ、あ、っ、んぅーっ!!」
が彼の熱を、温かい口内へと招き入れた。
過去の調教で、男を悦ばせるための技術を身体に刻み込まれた彼女の舌使いは、未経験のミリオにとって、もはや暴力的なまでの快楽だった。