• テキストサイズ

その極上ミルクは誰のもの? 【ヒロアカ R18】

第10章 欲しがる者と与えるモノ


「お願い、助けて…っ、おっぱい、吸ってほしいの……」


は乱れた服から、白く張り詰めた胸を露わにすると、それをファットの口元へと押し当てた。


「だめや、そんなこと……絶対にあかん……ッ!!」


必死に顔を背けるファットだったが、は彼の後頭部を抱え込み、自らその唇に先端をねじ込んだ。


「ん、むぅ……ッ!?」


拒絶しようと開いた口内に、直接ミルクが注ぎ込まれる。
その瞬間、ファットの脳内に激痛に似た快楽が走った。
先の激闘で個性を使い果たし、限界まで痩せ細った「ローファット」状態の身体は、極度の飢餓状態に陥っていた。
そこへ注がれた、栄養価の塊である「彼女」のミルク。


「ん、……んぅ……ッ!!」


最初は吐き出そうとしていた。だが、舌の上に広がる、どんな高級食材よりも濃厚で、命の糧そのもののような甘美な味に、彼の本能が負けた。
無意識のうちに、大きな手が彼女の柔らかな膨らみを掴み、幼児のように貪欲に吸い付き始める。


「あ、っ、あぁ……っ! っ、ん、んんぅ……ッ!!」

「ん、……っ、ちゅ、ぷ……、は……っ、ん、ぐ……っ」


吸い上げられるたびに、の腰が跳ね、病院のベッドが悲鳴を上げる。
ファットは、理性ではこれが「治療」でも「救助」でもない不貞だと理解していながらも、一度味わったその至高の栄養分から口を離すことができない。
空っぽだった彼の身体が、彼女から奪い取るミルクで急速に熱を帯びていく。
閉ざされた深夜の病室で、救う側と救われる側の境界線が、どろどろとした白濁の中に溶けて消えていった。


「ん、ぐ……っ、は、……っ、ん、……ちゅぷ……っ!!」

飢餓状態のファットガムは、理性の箍が外れたようにの胸に吸い付いていた。
吸い上げられるたびに、の喉からは甘い悲鳴が漏れる。
彼女はその恍惚の中で、ファットガムの熱を握る手に力を込めた。
過去に男たちの欲望を処理し続けたその指先は、無意識のうちに最も効果的な角度で彼を追い込んでいく。


「あ、っ、……ファット、さん……っ、いって、……いっしょに……っ!!」


激しく扱き上げられたファットが、獣のような低い唸り声を上げ、彼女の手の中に熱い「欲」を吐き出した。
一瞬、快楽の余韻で彼の意識が白濁した、その隙だった。



/ 307ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp