第10章 欲しがる者と与えるモノ
「ちゃん……っ、あかん、もう……っ」
「……まだ、……足りないの……っ」
は、茫然とするファットガムを無理やりベッドに座らせると、病院着の裾を乱暴に捲り上げた。
そして、彼の太腿に跨り、熱を帯びた自身の中へと、その剛直を一気に突き立てた。
「――っ!?!? あ、あああぁぁああっ!!!」
繋がった瞬間、二人の口から同時に絶叫が漏れた。
生身の、熱い肉の感触。
治崎の冷酷な蹂躙とは違う、圧倒的な質量と体温が、彼女のナカを内側から破らんばかりに押し広げる。
「ひ、あぁぁああああっ!! おおき、い……っ、…はいって、る……っ!!」
「ま、待てっ……抜かな、あかん……っ、これ以上は……っ!!」
ファットガムは正気に戻ろうと彼女の腰を掴んで押し返そうとする。
だが、そこで彼を襲ったのは、これまで経験したことのないほど、暴力的なまでの粘膜の締め付けだった。
一週間に及ぶ更に過酷な「開発」によって、のナカは吸い付くような、それでいて執拗に獲物を離さない名器へと変貌していた。
「ん、んんぅ……ッ!! こ、れ……なんや、この……っ!!」
「あ、っ、あぐ……っ、ん、ああっ!!」
は狂ったように腰を振り始めた。
結合部からは、ミルクと蜜が混ざり合った卑猥な音が激しく響き渡る。
ファットガムの鋼の理性が、メキメキと音を立てて崩壊していく。
あまりの気持ちよさに脊髄が焼け、腰が自分の意思に反して彼女を突き上げてしまう。
「あかん、あかん……っ、でも、……っ、あぁぁああああっ!!」
「ファット、さん……っ、もっと、……もっと、……中、いっぱいに……してぇっ!!」
救済者と被害者という関係は完全に瓦解し、そこにはただ、本能のままに繋がる二人の男女の姿しかなかった。
「あ、っ……はぁ、ぁあ……っ!!」
ファットの最奥から、堰を切ったように熱い奔流がの中へと注ぎ込まれた。
ナカを焼くような熱さに、は仰け反り、首を大きく振って絶頂の余韻に震える。
「……っ、ああ……!! なんちゅうこと、俺は……っ」
我に返ったファットが、顔を青ざめさせて彼女の腰を離そうとした。
しかし、欲望を吐き出したばかりのそこは、まだ彼女の熱いナカに深く咥え込まれたままだ。