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その極上ミルクは誰のもの? 【ヒロアカ R18】

第10章 欲しがる者と与えるモノ


その夜。
療養と警護を兼ねて留まっているファットガムと、個性を失ったショックと傷の経過観察で病棟に入院している通形が宿泊することになった。


「ちゃん、なんかあったらすぐ呼ぶんやで? 俺らがついとるからな」

ファットガムの温かい言葉に頷き、一人病室に残された。
だが、深夜、静まり返った病室で、彼女の肉体に異変が起きた。


「……っ……、あ……」


一週間、休むことなく与えられ続けた過剰な刺激。
機械による強制的な絶頂と、治崎に注ぎ込まれた熱。
そして媚薬による開発。
脳に刻み込まれた「快楽の記憶」が、静寂の中で疼き出したのだ。


「いや……、やめて……、こんなの……っ」


身体の芯が、熱い。
ナカが、あのピストンの衝撃を、バイブの振動を欲するように疼き、脈打つ。
一週間、無理やりミルクを出し続けた胸の先端は、病院着の柔らかな布が擦れるだけで、火がついたように敏感に反応してしまった。


「は、ぁ……っ、ん、んぅ……っ!」


シーツを強く握りしめ、は悶え苦しんだ。
あんなに嫌だったはずなのに。
開発されきった肉体は、彼女の意思とは無関係に、空虚な快楽を求めて震えている。
静まり返った廊下に、ファットガムの重厚な足音が微かに響いた。


「……ちゃん? まだ起きてるんか?」


返事はない。
だが、扉越しに漏れ聞こえるのは、明らかに異常な、熱を孕んだ荒い吐息だった。


「……失礼するで」


ファットガムが静かにドアを開けると、そこにはシーツを固く握りしめ、身悶えするの姿があった。
病院着は乱れ、真っ白なシーツに顔を埋めて声を押し殺しているが、その肢体は小刻みに震え、異常なほどの上気を見せている。


「ちゃん! どうした、どこか痛むんか!? すぐ先生を――」

「き、来ないで……っ! ファットさん、見ないで……あ、っ、んぅ……っ!!」


駆け寄ろうとしたファットガムを、は掠れた声で拒絶した。
彼女の肌は火照り、瞳は潤んで視点が定まらない。


「……っ、ハァ、… いや、なの……身体が、勝手に…っ!!」

「これ……まさか、ヴィランに何か薬を……」


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