第9章 囚われのお姫様
朝の静寂を切り裂き、部屋に踏み込んできた治崎の視線は、真っ先にテーブルへと向けられた。
そこには昨夜出された食事が、一口もつけられないまま冷え切って並んでいた。
「……提供された栄養を無駄にするとは。どこまで不合理な個体だ、貴様は」
治崎の喉から、地を這うような低い怒りが漏れる。
彼はベッドへ歩み寄ると、まだ微睡みの中にいたの細い腰を、有無を言わさぬ力でひったくった。
「っ、な、に……っ、……ひ、あぁっ!?」
四つん這いにされ、腰を高く突き上げさせられた姿勢のまま、治崎は自身の熱い塊を、準備もなしに後ろから一気に突き立てた。
「――っ!!! ぁ、あぁぁああああっ!!!」
「起きろ。貴様の『仕事』の効率を下げようとした罰だ」
容赦のない衝撃に、の意識は強制的に覚醒させられた。
ナカが無理やり割り広げられ、激しいピストンが開始される。
肉と肉がぶつかり合う鈍い音が、静かな寝室に響き渡った。
「あ、っ、あぐ……っ! やだ、いたい……っ、ちざき、さん……っ、まって……っ!!」
「待たない。食わなければ生産量が落ちる。それがどれほどの不利益か、その頭に叩き込んでやる。……ほら、締め上げている暇があるなら、自分の愚かさを悔いろ」
治崎は激しく腰を振りながら、空いた手で彼女の白く柔らかな尻を思い切り打ち据えた。
ーーパァン!!
「ひ、あぁぁっ!!」
「食わないたびに、こうして身体で理解させてやる。……次、一口でも残してみろ。タンクのノルマを今の倍に増やしてやる。……死ぬまで絞り出されたいか? 」
ーーパァン! パァン!!
鋭い痛みが走るたびに、のナカはひきつるようにして治崎を強く締め上げる。
お仕置きの衝撃と、奥を抉る凶悪な突き上げに翻弄され、の瞳からは涙が溢れ出した。
「あ、っ、あぁっ! たべる、たべますから……っ! おねがい、ゆるして……っ、あぁぁあああっ!!」
「……その言葉、忘れるな。貴様はただ、私のために最高の成果物を出し続ければいい」
治崎は恍惚とした表情で彼女の最奥を何度も突き、自身の熱をたっぷりと注ぎ込んだ。
搾り取られ、叩かれ、支配される。
逃げ場のない部屋で、はただ泣き叫びながら、治崎の執着を受け入れるしかなかった。