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その極上ミルクは誰のもの? 【ヒロアカ R18】

第9章 囚われのお姫様


やがて、数本のタンクが白濁した液体で満たされた頃、ようやく「作業」の終了を告げる音が響いた。


「よし、今日のノルマは終了だ。……おい、若頭がお戻りになる前に綺麗にしろ」


乱暴に搾乳機が剥がされ、ナカで暴れ回っていた無機質な突起が引き抜かれる。

「おい、見ろよ……。機械を抜いたのに、まだお前の未練が糸を引いてやがるぜ」

引き抜かれたマシンとの秘部の間に、白濁した蜜が幾筋もの銀糸となって橋を架けていた。


「あ、っ……、はぁ、はぁ……っ」


解放された衝撃で、の身体は力なく診察台の上で跳ねた。
部下たちは治崎の命令通り、彼女の身体を再び手早く、けれど事務的な冷たさで洗浄した。
汚れを拭い去られ、用意されていた清潔な服を着せられる。
その手つきには一切の慈愛はなく、ただ「商品」をメンテナンスするような無機質さだけがあった。


「立て。移動だ」


足に力が入らないを両脇から抱え、部下たちは彼女を別の部屋へと連行した。
そこは、先ほどの拷問室とは打って変わって、清潔なベッドと食事が用意された、静かな個室だった。


「……食っておけ。明日もまた『仕事』があるからな。倒れられたら若頭に殺される」


バタン、と重厚な扉が閉まり、鍵がかけられる。


「……っ、……ぅ……」


は震える手で、置かれた食事に触れることさえできず、シーツに顔を埋めた。
食事と睡眠は確保されている。
だがそれは、彼女を人間として扱っているからではない。
効率よく「ミルク」を生産するための、ただの家畜としての管理に過ぎないのだ。


(勝己くん……、たすけて……、……こわいよ……っ)


胃の奥がせり上がるような不快感と、全身に残る機械の残像。
明日もまた、あの地獄が繰り返される。
その絶望に押し潰されながら、は深い闇の中へと意識を沈めていった。


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