第8章 初めての寮生活
放課後、寮の玄関をくぐったの視界が瞬時に歪んだ。
待ち構えていた爆豪が、彼女の細い手首を強引に掴み上げたからだ。
「っ、勝己……くんっ?」
「……遅ぇんだよ」
爆豪は震える彼女を引きずるようにしての自室へと押し入る。
ドアが閉まった瞬間に響いた、カチャリという施錠の音。
それが、逃げ場のない「密室」の始まりを告げる合図だった。
「……っ」
壁に背中を打ち付けられた衝撃で、の肺から空気が漏れる。
そのすぐ横に、爆豪の拳が叩きつけられた。
「おい。昨日、半分野郎にどこまでされたか、全部吐け」
「……っ、そ、れは……」
「黙ってりゃわかんねぇと思ってんのか? おまえの身体のあちこちに、あいつの痕が浮き出てんだよ……。クソが、見苦しくて見てらんねぇ」
爆豪は苛立ちを露わにしながら、彼女のブラウスの襟元を乱暴に掴み、剥ぎ取るようにして白い肌を露わにさせた。
そこには、昨夜の轟の執着が赤紫の痣となって点々と残っている。
「焦凍くん…試験に落ちて、すごく落ち込んでたから……」
「だから身体を差し出したってか? 随分とお優しい聖母様だな、てめぇは」
爆豪の鼻先が、彼女の鎖骨に這わされた痕に触れる。
彼はその痣を上書きするように、容赦なく自身の牙を立てた。
「あ……っ、いたい、っ……勝己くん……っ!」
「痛くねぇようにしてやるなんて言ってねぇ。……昨夜あいつにされたこと、それ以上に激しく、壊れるまで上書きしてやる」
彼は彼女の腰を引き寄せ、自身の硬い熱を押し付けた。
「俺だけ見てろっつってんだよ……。いいか、今からおまえの頭の中、俺の色だけでグチャグチャに塗り潰してやる」
爆豪の手が、彼女のスカートも容赦なく剥ぎ取っていく。
逃げようとする腕を掴み、ベッドに叩き伏せると、支配者の笑みを浮かべてその上に覆いかぶさった。
「泣いても、止めてやらねぇからな」