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裏夢短編【鬼滅の刃】

第1章 霞の奥の熱情 ― 無一郎と繋ぐ命【番外編】


翌朝。


明るい陽射しの中で目を覚ますと、無一郎くんはまだ私を離さず、腕の中に閉じ込めていた。



「……おはよう。昨日のこと、忘れてないよね?」


彼は私の頬に優しくキスをすると、満足そうに微笑む。


「きっと、可愛い子が生まれるよ。僕に似て、君のことが大好きで、君を困らせるくらい甘えん坊な子がね」




その予感は数ヶ月後、確かな「奇跡」となって私たちの元へ訪れることになる。


彼と繋いだ命の灯火は、屋敷に新しい光をもたらしたのでした。









ある静かな朝。
私は無一郎くんを二人きりの場所へ誘いました。



「無一郎くん、あのね……私、赤ちゃんができたみたい」

その瞬間、彼は持っていた手入れ用の布をポロリと落とし、時間が止まったように硬直した。

大きな瞳をさらに見開いて、私の顔と、まだ平らなお腹を何度も交互に見つめる。

「……本当? 嘘じゃないよね。僕と、の……新しい家族?」

私が頷くと、彼はゆっくりと膝をつき、私のお腹に耳を当てるようにして抱きついてきました。

すると、あの日どんなに辛い記憶を思い出しても耐えていた彼の目から、大粒の涙が溢れ出しました。

「……嬉しい。どうしよう、心臓がうるさすぎる。……ありがとう、。僕、君を幸せにする自信はあったけど、こんなに幸せにしてもらえるなんて思わなかった」

彼は私の腰にしがみつき、子供のように声を上げて泣き、そして何度も「愛してる」と繰り返した。


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