第7章 祭りの神の真剣(マジ) ― 宇髄と繋ぐ、派手な命【番外編】
月日は流れ、宇髄さんとの間には、宇髄さんの銀髪と、雛鶴さんたちも驚くほどの美貌を受け継いだ女の子が誕生した。
名前は「輝(ひかり)」。
輝ちゃんは、宇髄さんに似てとても活発で、幼いながらも派手な装飾品が大好き。雛鶴、まきを、須磨の三人が、まるでお母さんのように(そして最高のお姉さんのように)、毎日競うように輝ちゃんを着飾り、可愛がっています。
「あぁっ! 輝ちゃん、そのかんざしとっても似合うわよ!」
「ちょっと須磨、締め付けすぎよ。輝、こっちの動きやすい服にしなさい!」
「ふふ、二人とも。輝ちゃんが困っているわよ」
そんな様子を、宇髄さんは腕を組んで満足げに眺めている。
「わっはっは! 見ろよ、俺の娘だ! 立ってるだけで後光が差してやがるぜ! まさに派手の極みだな!」
宇髄さんは輝ちゃんを肩車すると、他の子供たちが遊んでいる広場へ向かい、
「俺の娘が世界一派手で可愛いってことを、今から証明してやるぜ!」
と、鼻高々に宣言。
宇髄家特有の、明るくて、少し騒がしくて、けれど愛に満ち溢れた日常がそこに完成した。
【完】