禪院家の落ちこぼれシリーズ 【R18】クロスオーバー
第4章 爆殺神の彼は彼女を拾う 【ヒロアカ 爆豪勝己】
身元の特定ができないいのりは、一時的に公的な保護施設へ預けられることになった。
爆豪は「俺が近くで見張ってやる」と豪語したが、ジーニストに「まずは法的な手続きが先だ」と諭され、後ろ髪を引かれる思いで病院を後にした。
だが、地獄は形を変えていのりを追いかける。
施設の一室。
与えられた清潔な服に着替えても、いのりの身体からは隠しきれない毒のような色気が漂っていた。
直哉によって強制的に「女」にされ、徹底的に開発し尽くされた肢体。
その痛々しい美貌は、皮肉にも男たちの劣情を煽る装置となっていた。
消灯時間を過ぎた施設は静まり返っていた。
窓から差し込む月光が、ベッドに横たわるいのりの輪郭を淡く浮き彫りにしていた。
過去の呪縛から逃れるように丸まって眠る彼女の姿は、保護されるべき弱者というより、飢えた獣たちの前に投げ出された供物のようだった。
「……はぁ、はぁ……」
静寂を破ったのは、忍び寄る男の荒い吐息だった。
日頃、親身な面を被っていた施設の職員。
彼は、シーツから覗くいのりの白すぎるうなじ、そして直哉によって徹底的に「開発」し尽くされた肢体が放つ、抗いがたい色気に毒されていた。
男は震える手でゆっくりと掛け布団を剥ぎ取る。
露わになったのは、寝返りで乱れた寝巻きから覗く、痛々しいほどに整った身体だ。
「……君が悪いんだよ。そんな、誘うような顔をして……」
男の指が、いのりの細い太ももに触れる。
その瞬間、彼女の肩がビクリと跳ねた。
「……ん、ぁ……っ?」
微睡みの中で感じた生々しい熱に、いのりは目を見開く。
視界に映ったのは、欲望に濁った男の瞳。
恐怖で声が凍りつく。
「あ、や……な、に……っ……!」
「静かに。……酷い目に遭ったんだろう? 男に……。俺が『上書き』してやるよ。優しく、ね……」
男の手が乱暴に胸元を割り、薄い肌着を押し上げた。
いのりが震える手で隠そうとするが、男はその細い手首を頭上へ押さえつけた。
男はその片方を大きな手で乱暴に鷲掴みにし、指の間から溢れさせるようにして弄んだ。
「あ、ぁ……っ! は、なして……っんんぅ!」
「離すわけないだろう? こんなに……可愛がられ慣れた身体をして」
男の親指が、敏感な頂点をしつこく、執拗に転がす。