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*夢物語* 【夢小説短編集】

第3章 幼馴染は卒業します 【ハイキュー!! 孤爪研磨】


春高3回戦、東京体育館。

オレンジコートの熱気と、鼓動が耳元で鳴り響くような静寂が交差していた。
音駒と烏野、因縁の「ゴミ捨て場の決戦」
第3セット終盤、ラリーは1分を超え、全員が限界を超えてなおボールを繋いでいた。


(……研磨、頑張れ……!)


観客席で祈るように手を握りしめる🌸。
その視線の先で、研磨が動いた。
汗でびしょ濡れのユニフォームに、前髪から滴る雫。
あんなに必死な研磨を、🌸は初めて見たけれど、結末は唐突に訪れた。


高く上がったチャンスボールに、研磨がセットアップに入った瞬間、汗に濡れたボールが、その指先を無情にも滑り抜けた。



ポトリ、とコートに落ちるボール。


試合終了のホイッスルが鳴り響いたーー。






試合後の通路。
整列を終え、引き上げてくる音駒のメンバーを、🌸は震える足で待っていた。
どんな声をかければいいのか。
最後、あんな形で終わってしまった研磨は、今どんなに傷ついているだろうか。


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