第9章 王子と姫の愛の逃避行♡ 【ONE PIECE サンジ】
「……ところで🌸。あなたが嫁ぐ、あの大国の王のことなんだけど……」
「そうよ、聞いたわ。あの方、噂では相当な女好きで、気に入った女性を片っ端から囲っては、飽きたら捨てるっていうじゃない」
姉たちは顔を見合わせ、声を潜めた。
「ちょっと待って、そんな『汚いエロおやじ』に、私たちの可愛い末っ子を差し出すわけ?」
「お父様も、いくら大国との繋がりが欲しいからって、これは酷すぎるわ!」
長女がパンと手を叩き、鋭い視線を向けた。
「いい? みんな。私たちはもう、この国の王女である前に、一人の女として幸せを掴んでいるわ。でも、🌸のこの先が『地獄』だと分かっていて、見過ごすわけにはいかないわよね?」
「当たり前よ!」
「あのエロおやじの顔に、一泡吹かせてやりたいわ!」
姉たちが一致団結する。
その迫力に、🌸は目を丸くした。
「お姉様……?」
「🌸、安心なさい。誕生日の儀式まであと少し。私たちが、あなたのその『騎士様』が迎えに来やすいように、城の警備をめちゃくちゃにしてあげるわ!」
「ええ。お父様を説得するより、壊すほうが早そうだもの」
絶望に暮れていた🌸の瞳に、再び希望の光が宿る。
最強の味方となった姉たちは、末の可愛い妹の恋と自由を守るために、密かな「反乱」を楽しそうに計画し始めたのだった。