第7章 【名探偵コナン✖︎呪術廻戦】
(虎杖、伏黒、釘崎……。この三人が揃って任務に当たってるってことは……)
🌸はガタガタと震えながら、カレンダーを確認する。
いや、確認するまでもない。
このメンツが「五条先生」と平穏に(?)食事をしているこの光景。
(……渋谷事変が、近い……この後起きることは「事件」なんて可愛いもんじゃない。街が消えるレベルの地獄だ……!)
顔から血の気が引き、真っ青を通り越して土気色になる🌸。
そんな彼女の異変を、コナンが見逃すはずもなかった。
「……お姉さん。あの三人を見て、なんでそんなに絶望してるの?まるでもうすぐ世界が終わるみたいな顔してるけど……」
コナンが🌸の腕を掴み、低く鋭い声で問い詰める。
その視線の先では五条がニヤリと笑い、こちらに視線を向けた。
「そこのお姉さんも一緒にどう?」
「……い、いいえ! 混ぜてもらうなんて、恐れ多いです! 私、もう行かなきゃ……!」
🌸はガタガタと震えながら、カレンダーに刻まれた死のカウントダウンを脳内で反芻した。
十月末……来週末は、ハロウィンだ。
この世界における「ハロウィン」が何を意味するか。
米花町では『ハロウィンの花嫁』という爆弾事件が起きる可能性があり、そして呪術界では——あの『渋谷事変』が。
(……このままだと、この国が終わる。どっちの事件も、一般人が生きていけるレベルじゃない……!)
五条は、黙々とカツサンドを頬張る虎杖たちの隣で、ニヤリと意味深な笑みを浮かべた。
目隠しの奥にある「六眼」が、🌸の焦燥と絶望をすべて見透かしている。
「……ちょっと野暮用を思い出したから、外出るね!」
五条は席を立つと、食べ盛りの三人に声をかける。
「三人とも、ゆっくり食べてていいよ。僕、すぐ戻るから」
「えー、五条先生、また逃げる気じゃねーだろうな?」
「大丈夫だって。お土産、期待してて」
五条はひらひらと手を振り、そのまま店の外へ出て行った。
🌸は確信した。
彼は、「何かを知っている」ことに気づき、話す場をあえて作ってくれたのだとーー。