第6章 【ハイキュー!!✖︎名探偵コナン】
「単刀直入に聞くわ。あなたたちのそのリストバンド、どう入手したの?」
🌸は深く息を吐き、覚悟を決めて頷いた。
「これはいただきものです。……園外に出たら爆発するんですよね。このリストバンドの中には、プラスチック爆弾が仕込まれていて……」
「っ! なんでそれを……!」
佐藤刑事が椅子を鳴らして立ち上がるが、🌸はあらかじめ用意していた「言い訳」を口にした。
「……とある情報筋から、そう聞いていたんです。半信半疑でしたけど、今の警察の皆さんの慌てようを見て、確信しました」
「情報筋……? あなた、何者なの……」
「ただの高校生ですよ。……でも、私の大事な幼馴染を死なせるわけにはいかないんです。だから、事件が解決するまでは、私たちは絶対にここから出ません。……約束します」
🌸の真っ直ぐな視線に、佐藤刑事は毒気を抜かれたように毒づいた。
「……本来なら、今すぐ特別捜査本部に……と言いたいところだけど。パニックを避けるためにも、あなたたちの身の安全は私たちが遠目から監視させてもらうわ。……絶対に、勝手な真似はしないで」
「ありがとうございます」
解放されて部屋の外に出ると、そこには心配で今にも扉を蹴破りそうだった黒尾と、壁にもたれて顔を伏せていた研磨がいた。
「🌸! 無事か!? 変なこと言われなかったか?」
黒尾がガシッと🌸の肩を掴み、研磨も不安げに彼女の服の裾を握りしめる。
その背後では、蘭たちや少年探偵団の子たちが心配そうにこちらを見守っていた。
そんな中、少し離れた場所に立つ灰原と目が合う🌸。
彼女の瞳には、この絶望的な状況に対する深い憂いと、正体不明の🌸への警戒心が混ざり合っている。
🌸は心配で今にも叫び出しそうな幼馴染二人の温もりを感じながら、灰原にだけ見えるように静かに、そして慈しむように微笑んだ。
(大丈夫。君たちが信じているあの探偵くんが、必ず全部終わらせてくれるから)
言葉には出さない。
けれど、全てを悟ったような🌸の微笑みに、灰原は目を見開いて息を呑んだ。