第6章 【ハイキュー!!✖︎名探偵コナン】
黒尾が少し照れくさそうに歩き出す。
そのすぐ後ろを、🌸と研磨が並んで歩き始めた。
しかし、彼らは気づいていなかった。
少し離れた電柱の陰や自動販売機の裏に、「お邪魔虫」たちが潜んでいることに。
「おいリエーフ、頭隠せ! バレるだろ!」
「夜久さん、黒尾さんたちの空気バチバチすぎっすよ! あれ、絶対遊園地で戦争起きるやつじゃないっすか?」
「……ふふ、研磨があんなに必死になるなんてね。これはいい観察対象だよ」
夜久がリエーフの頭を叩き、海が穏やかに微笑みながらカメラを構える。
音駒バレー部の主力メンバーたちは、この「三角関係(?)遊園地ツアー」を特等席で観賞すべく、完璧な尾行体制を整えていた。
「よし、あいつら動いたぞ。……野郎共、バレないように距離を保て! 最高のシャッターチャンスを逃すなよ!」
夜久の低い号令とともに、バレー部一同はゾロゾロと移動を開始する。
一方、前を歩く三人の間では、早くも「隣の席」を巡る静かなる戦いが再開されていた。
「なぁ🌸、最初のジェットコースターは俺と乗るよな?」
「……無理。🌸、俺……怖いから、隣にいてほしい」
「お前、さっき吐かないって言っただろ! 演技すんな!」
「……演技じゃない。本気」
二人の低い言い合いを聞きながら、🌸は「今日は賑やかになりそう!」と、これからの展開にワクワクしながら歩を進めていた。
たどり着いた先は、「ミラクルランド」だった。
ゲートの前で、黒尾が少し得意げにチケットと交換したリストバンドを差し出す。
「ほら、これ。親の関係で手に入った特別なやつなんだ。園内のアトラクションはもちろん、隣接してるホテルのレストランも全部タダで使えるっていう、VIP仕様だぜ」
「えっ、すごい! クロ、そんな貴重なものいいの? 研磨もこれ、同じやつ?」